music & clulture カマカと巡るアロハのある場所
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以前紹介したPoe Poeはサザンオールスターズのベーシスト、関口和之さんがオーナーを務めるウクレレ・ハワイアン雑貨専門店&カルチャースクール。今回はその名古屋店であるPoe Poe名古屋におじゃましました。名古屋といえば味噌カツ、天ムス、ひつまぶし、エビフリャー……おっと、食べ物ばかり。はてさて、名古屋のPoe Poeはどんなお店なのでしょう。




「ウクレレには楽器という意識がない。とにかく可愛いんです」

 迎えてくれたのはウクレレ教室の先生である加藤進さんとハワイアン・リボンレイ教室の先生別部弘美さん。お二人を中心に名古屋店は運営されています。

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100本以上のウクレレが壁一面に並ぶ店内。ウクレレを弾くのに必要な雑貨もすべて揃っている。

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広い店内にはリボンレイやアロハシャツ、アクセサリーなどハワイアンな雑貨もたくさん。

どんなお店なのかな?


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既製品から加藤さんオリジナルのものまで、ウクレレスタンドもさまざまなタイプが揃う。
 名古屋は元来物作りの地であり、職人さんが多い地域として知られています。特に弦楽器のメッカであり、一時は弦楽器メーカーが170社以上あったそう。というのも、名古屋港は以前、海外から運ばれた材木港であったため、弦楽器の材木が豊富に手に入ったという理由があるのです。そんな名古屋で生まれ育ち、地元を愛してやまない加藤さんは職人肌のウクレレ先生。自らウクレレを作った経験もあり、ウクレレスタンドやショップの棚もその他の楽器も、何でも自分で作ってしまいます。


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ポエポエ流ドア・チャイム。ウクレレの音で迎えられ、ウクレレの音で送り出される。
 ショップのドアを開けるとポロンポロンとウクレレの音が。ドアにはウクレレと指形のフェルト製ピックが設置してあり、ドアの開閉によってその指がウクレレの弦を弾くように作られています。こんなオリジナルのアイディアでお出迎えしてくれるのは、物作りの大好きな加藤さんならでは。



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ウクレレの弦も40種類以上の品揃え。一つひとつに解説書きがされており、自分にぴったりの弦が必ず見つかる。
弦の交換も無料でしてもらえ、修理やメンテナンスも長年ウクレレ専門に直している熟練工に頼むことができる。
 幼い頃から楽器職人に囲まれて育ったという加藤さんは自然とギターやウクレレを弾くようになったそうで、所有するウクレレの数もすごい!アメリカで集めたヴィンテージウクレレも60本以上あります。そんなウクレレ好きの縁で関口さんから2004年にオープンした同店を任されることに。店内には常時100本以上のウクレレを展示していますが、名古屋のビルダーの方々のウクレレが多く並んでいるのがここの大きな特徴です。

 店内を探索していると、なんとポエポエ流にカスタマイズされたカマカを発見! カマカのロゴの下にはポエポエのロゴ、ヘッドとボディにのほほんベアーのインレイが入っています。なんてキュートなウクレレ。インレイはどんなウクレレにも入れることができるそうなので、こんなふうに遊んでみるのも楽しそうですね。


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ウクレレを教えてくれるの?


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ショップ隣のスクール。ウクレレ教室はビギナー/ベーシック/ビギナーソロ/ハワイアンクラスに分かれており、ソロ奏法、ストラム奏法、フラの伴奏、ハワイアンを歌いたい人など、それぞれが楽しく弾けるように構成されている。
 ショップの隣はスクールになっており、ウクレレ教室、ハワイアン・リボンレイ教室、ハワイアンヨガ教室が開催されています。都合のいい日時を予約するシステムで、少人数のグループ・レッスンなので初心者も気軽に楽しむことができます。広々とした教室ではミニライヴやパーティーなども開催され、単なるウクレレ教室ではなく、ハワイアン・カルチャーを楽しむ場としてみんなに愛されています。生徒さんは練習しに来るというよりも、仕事帰りに遊びに来る人が多いそう。

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お茶箱にモップの竿をつけ、紐を張ったTea Box Bass(Tea Chest Bassとも呼ばれる)。押さえる竿と紐の部分の違いでベース音を出す楽器。こちらも加藤さんの手作り。


おすすめのアロハなCDを教えて!


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(輸入盤)
01 「オーストラリアのゴキゲンバンド」
『Lost in Spice』
Old Spice Boys


オールド・スパイス・ボーイズとはウクレレ、ティー・ボックス・ベース、スネア・ドラムというミニマムな楽器編成のコミック・スウィング・トリオ。ジャズ、フォーク、ブルース、ラテンなどさまざまなジャンルの音楽を、スタンダードからオリジナルまで幅広く演奏する彼らの2001年発売のアルバム。
   
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(輸入盤)
02 「ニューヨークの美しい女性ヴォーカル」
『Rhapsody in UKE』
The String Busters


マウラ・ケネディとピート・ケネディによるウクレレ・ユニット。ウクレレの軽やかな音色とマウラの美しいヴォーカルが絡み合い、心地よいサウンドを生み出している。ジャンゴ・ラインハルトやガーシュウィン、ベートーベン、ビリー・ホリディ、ペディー・ブーカの音楽に影響を受けたという彼らの音楽、一度お試しあれ。
   
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(輸入盤)
03 「アメリカのカントリーでも」
『This is Ukulele Country』
Deb Porter


テキサスのカントリー・シンガーであり、ウクレレとマウンテン・ダルシマー(アパラチアン・ダルシマーとも呼ばれる)をメインに、バンジョーなども弾きこなすデブ・ポーター。2006年発売のこのアルバムはウクレレとペダル・スティールという共にハワイにルーツを持つ二つの楽器をフィーチャーしている。
   
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(輸入盤)
04 「オーストラリアのソロ・ウクレレ」
『Small Time』
azo bel


オールド・スパイス・ボーイズのウクレレ奏者、アゾ・ベルが2004年にリリースしたソロウクレレ・アルバム。世界中のウクレレ・イベントに参加し、さまざまなミュージシャンのレコーディングにもウクレレ奏者として参加している彼がウクレレ1本で奏でるウィットに富んだプレイが堪能できる。 
   
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(輸入盤)
05 「王道ハワイアン・ミュージックなら」
『Reflections of Aloha』
Michelle Kiba & The Aloha Style Band


ミュージシャン、ウクレレの先生、ミュージック・セラピストというさまざまな顔を持つミシェル・キバだが、いつも手にしているのはウクレレ。ウクレレが生み出す癒しの音でカリフォルニアの病院やヘルスケア・センターでもプレイしている彼女。オーソドックスなハワイアン・ミュージックを美しく聴かせてくれる。



ポエポエ名古屋は土地柄もあってか、ウクレレに関するものは何でも工夫して手作りしてしまう“職人ポエポエ”なのでした。
地元名古屋とウクレレをこよなく愛している加藤先生。先生がウクレレを楽しみながら教え、楽しんで店作りをしているということを強く感じました。
その楽しさが自然とお客さんや生徒さんにも伝わっていくのでしょう。
居心地が良くて自然とワクワクしてしまいました!



Shop Data

PoePoe NAGOYA

愛知県名古屋市東区泉1-13-33ユトリロ栄2F
TEL 052-971-7779
E-mail poepoenagoya@nofofon.com
URL http://www.nofofon.com/poepoe/nagoya/
営業時間
平日12:00〜20:00 日・祭日11:00〜19:00
定休日 水曜
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地下鉄桜通線「久屋大通駅」1A出口から徒歩3分。セントラルパーク沿い。
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