music & clulture みんなのおすすめ! ウクレレ&ハワイアンCD
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◎敬愛するオータサンのジャズ・ウクレレ
 Selector : 富永寛之(バンバンバザール)

Musician's Talkにも登場していただいたバンバンバザールの富永寛之さんに、オススメのウクレレCDを厳選して3枚紹介してもらいました。インタビューとともにぜひこれらのCDも聴いてみてください。

1
(UCCU-9023)
01 
『Soul Time in Hawaii』
Herb Ohta(Ohta san)


「もともとは1960年代後半にアメリカのデッカから出たアルバム。ウクレレとヴィブラフォンのツイン・リードにブラシ(ドラム)とウッドベースという編成です。ボサノヴァとかスウィングなどのスタンダードソングを中心に、ラテンあり、スローナンバーあり、加山雄三の『君といつまでも』も入ってます。めちゃめちゃ気持ちいい。オータサンはジャズ・ウクレレの人という印象が強いし、僕はオータサンが大好きなんです。彼は日系人だからか、ハワイアンのテイストはもちろんあるんですが、しょうゆ臭さがあるんです。しょうゆ臭さとハワイの浮遊感とアメリカのバタ臭さが混ざっていて気持ちいいんです」
   
1
(SCCA-5)
02 
『Legendary Ukulele』
Herb Ohta(Ohta san)


「オータサンの初期の作品が特に好きなんですが、これは1960年代前半の日本録音で、お友達の家の居間で談笑しながら弾いているのを録音したものらしいです。今ではローGで有名なプレイヤーですけど、このアルバムはハイGです。全曲ソロウクレレ。これはもう神業ですね。今ではゆる~い空気を持った人ですけど、この録音の時はハイテンションです。ハイテンション、ハイテクニック、ものすごく光ってます! ルイ・アームストロングが得意としていたナンバーでもある『Stardust』が入っていますが、ウクレレなのにD♭で弾いています。すごいです!」
   
1
(GNCL-1157)
03
『ウクレレ バンバンバザール』
バンバンバザール

「このアルバムの醍醐味は“選曲の節操のなさ”です。それに尽きます。自分たちのアルバムなんで多言はできませんが、1曲目はレッド・ツェッペリンの『Black Dog』。ぜひ聴いてみてください」

収録曲:
BLACK DOG(レッド・ツェッペリン)
TRUTH(T-スクエア)
れいのテーマ(「北の国から」より)
海の見える街(「魔女の宅急便」より)
PLEASE PLEASE ME(ビートルズ)
MATのテーマ(「帰ってきたウルトラマン」より)
千の風になって(秋川雅史)
ENGLISHMAN IN NEW YORK(スティング)
ティーンエイジャー(仲井戸麗市)
G.I.ブルース(エルヴィス・プレスリー)
渡る世間は鬼ばかりオープニングテーマ(「渡る世間は鬼ばかり」より)
世界の約束(「ハウルの動く城」より)

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