ウクレレには難しいお手入れはありません。
弾き終わった後には軽く楽器用のクロスで乾拭きをしてください。
カマカウクレレの塗装は目の粗い物で拭くと傷がつく恐れがありますので、楽器用のクロスをおすすめします。
手の汗やあぶらが、楽器の塗装を劣化させる要因となります。ネックの裏と、ボディーを正面から見た左下部(ひじの当たる部分)を中心に、乾拭きする習慣をつけておくと、長く愛用することができます。
手のあぶらなど乾拭きでも落ちにくい汚れはポリッシュを使うとよいでしょう。Martin社から発売している「Martin
Professional Guitar Polish」がおすすめです。これを少量クロスに吹きかけウクレレを磨き、最後に乾拭きをしてください。
フィンガーボード(指板)の汚れにはレモンオイルが効果的です。フィンガーボードの汚れをとるだけでなく保湿効果もありますので、冬場の乾燥時期にも安心です。
また、夏場は湿気が多く、ウクレレが湿気を吸ってしまうと音が悪くなるばかりか表板が変形をおこしてしまいます。このような時期は高温多湿になる場所には保管しない、ケースの中に楽器用の乾燥剤を入れるなどの処置を行うとよいでしょう。
逆に冬場は乾燥して、表板が割れてしまう恐れがありますので、Ukulele
Breath等の加湿剤の使用をおすすめします。 カマカウクレレは4年の自然乾燥を経て作られていますが、それでも湿度環境で木は動きます。少しでも状態に不安を感じたり、異常を感じたら、ためらわずに最寄の楽器店、又は当ウェブサイトまでご相談下さい。 |