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music & clulture 自然と遊ぼう!キャンプでウクレレ
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mammoth pow-wow music & camp festival 2011
2011年5月7・8日 at PICA富士西湖

マンモススクールが主催する年に1度の親子のための野外キャンプフェスティバル、マンモス・パウワウ。ライヴやワークショップ、アウトドアプログラムなど、大人も子どもも一緒に充実した時間を過ごした2日間をレポートします。

Photo:MASUMI NAKAJIMA

 今年で4回目を迎えたmammoth powwow(マンモス・パウワウ)。powwowとは、ネイティブ・アメリカンの言葉で、特別な日に人々がひとつの場所に集うことで、今回もたくさんの親子が各地からPICA富士西湖キャンプ場に集まりました。
 このイベントを主催する「マンモススクール」とは、未来をリードしていく子どもたちのために、フリーペーパー『mammoth』が提案するコンセプト。フリーペーパー、WEB、イベントを連動させ、教育の新しいスタンダートを探る試みなのです。親と子がともに学び合い、豊かなこころを育むきっかけとなるようなアイデアを発信し続けています。


 ワークショップではハンコを使ってオリジナルTシャツを作ったり(by Ships)、木材を使って宝箱を作ったり(by Karimoku)、いろんなシューレースの結び方にチャレンジしたり(by Converse)、ディスクゴルフ(by Keen)、森の紙芝居(by The North Face)、アウトドアクッキング(by Coleman)など、さまざまな企業がそれぞれの特性を活かしたプログラムを提供しています。わたしたちカマカ・ウクレレクラブはハワイのウクレレ体験教室を実施しました。参加してくれた親子はほとんどがウクレレ初体験。でもすぐにポロ〜ンと音を出し、その明るい音色がいい! と楽しそう。「ハッピーバースディ」など簡単なコードの曲を弾けるようになった人もいました。ウクレレは簡単に弦を押さえられるところが、子どもたちにもやさしいですね。





こちらはマーティンギターのワークショップ「親子でブルースに挑戦」。

 ライヴステージは昼と夜の2回。NHK教育番組『えいごであそぼ』に出演し子どもたちから人気を集めているエリック・ジェイコブセン、ウクレレとくちぶえのユニット関口和之&分山貴美子、おおはた雄一&坂本美雨のユニット「おお雨」、ICHI & レイチェル・ダッド、櫻井響が出演。さまざまな音楽でみんなを楽しませてくれました。


英語のリズムを活かした曲づくりや、言葉を巧みにあやつるセンスに、子どもたちから大人気のエリックさん。子どもたちはノリノリで一緒に歌ってました。

「聴いていると眠くなると思います(笑)」(関口)と始まった関口和之&分山貴美子。ベースはヤナギマン。自然のなかで聴くウクレレとくちぶえの気持ちよさに、思わずコックリ!?

「What A Wonderful World」から始まり、誰もが一度は耳にしたことのある曲を中心に演奏。最後はサザンオールスターズの「真夏の果実」!

ひとりでさまざまな楽器や道具を使って演奏するICHIと、英国出身のギター/バンジョープレイヤーのレイチェル・ダッド。おもしろい音の連続に、みんな興味津々で見つめます。

シンガーソングライターおおはた雄一と坂本美雨のユニット「おお雨」の出番になると、雲が消えて青空が広がりました。ギターと歌声の美しい響きがなんとも心地いい!

『mammoth』を発行するニーハイメディア・ジャパンの代表、ルーカスさん(中)と関口さん&ヤナギマン。

 急きょ林のなかで分山貴美子さんによるくちぶえワークショップがスタート。姿勢を整え、腹筋を意識してお腹から空気を吐くことが基本! なかなか難しいけれど、みんなキレイな音を出そうと頑張ってます。木々にこだまするくちぶえの音がすごく気持ちいいんです。


焚き火を囲みウクレレとタンバリンで即興ライヴをしてくれたおふたり。

 夕方からは各自アウトドアクッキングを楽しみます。子どもと一緒に料理を作り、外で食べるゴハンは格別。親子の絆も深まったことでしょう。「キャンプ道具を持っていない…」という方も、会場内に宿泊施設や食事を販売するお店があるのでご安心を。近隣の宿泊施設に宿泊してイベントに参加することもできます。
 陽が落ちたら天体望遠鏡で星空を観察するワークショップが開かれました(by Vixen)。レンズの先に見えたものは、綺麗な輪を持つ土星! これには大人も大喜びで、レンズ越しに土星の写真を撮る人が続出でした。

 2日目は朝から快晴で、西湖のほとりで開かれたモーニングヨガが気持ちいい! キャンプは夜も楽しいけれど朝も気持ちいいので、時間を上手く調整してめいっぱいアウトドアを満喫したいところ。
 都会の生活からちょっと抜けだし、自然のなかで走り回る子どもたちの笑顔は本当にイキイキしています。私たち大人も、キャンプを通して本来の姿に戻るような、清々しい時間を過ごせました。自然のなかではウクレレの音色も、いつもより澄んで聴こえますよ。


木と木の間に張ったロープの上をわたるスポーツ「スラックライン」の体験ワークショップ(by Gibbon)。バランスをとるのがなかなか難しくて楽しい!

アウトドアメーカー、ザ・ノースフェイスのスタッフたちもポロンとウクレレ♪

楽器リペアマン国岡がコールマンのフューエル缶を利用して作ったオリジナル楽器をコールマンへプレゼント。


アウトドアメーカー、コロンビアのウエアを着てモデルさん撮影中。
写真は『ウクレレ時間Vol.6』に掲載しますのでお楽しみに!

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