(PICL-1273) |
01
『THE UKULELE BEATLES』
V.A.
「ローリング・ココナッツ制作のオムニバス盤で、いろんな人がビートルズの曲をウクレレで弾いています。ウクレレってズルイなぁと思いました(笑)。鳴らすだけでウクレレ独特の世界ができあがるので、ビートルズの曲も新たな魅力を放っています。音楽自体に魅力がある曲はいろんな料理の仕方がある、と気付かせてくれたアルバムですね。個人的にはウクレレえいじさんの『In My Life』がベスト」 |
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(VICG60404) |
02
『Ukulele Masters in Japan 1960-1964』
Ohta-san (Herb Ohta) & Eddy Kamae
「1960年代前半にオータサンとエディ・カマエそれぞれが日本でレコーディングしている曲を集めたアルバムで、一緒に演奏しているものではないです。ライナーに日本での当時の背景が書いてあって、すごく感慨深いものがありますね。二人ともいまだに現役で演奏していますが、テクニック云々ではなく、ストレートにすごいなぁと思いますね。その二人の全盛期の演奏が楽しめます」 |
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(輸入盤) |
03
『How About Uke?』
Lyle Ritz
「単純にすごく好きでいつも聴いているアルバムです。彼は普段はベーシストなので、『ウクレレでやってみた』感はあるんですけど、ウクレレのほかはドラムとベースとクラリネットくらいの小編制のコンボです。1957年の録音で、彼はテナー・ウクレレを弾いています。当時のヴァーヴ・レーベルの感じが漂っていて、聴いていて気持ちのいいアルバムです」 |
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(輸入盤) |
04
『True Love Don't Weep』
James Hill & Anne Davison
「ジェームスはこの前の作品まではソロ・ウクレレのみで、ハイテクニックという点で注目されていたんですが、このアルバムは音楽的に素晴らしいんです。チェロのアン・デヴィソンと一緒にやるようになって音楽的な幅が広がりましたよね。アメリカン・トラッドなブルースやジャズも入っていて、ラップ・スライドのリゾネーターウクレレやバンジョーウクレレを使ったりしています」 |
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(SICP-1949) |
05
『YEAH.』
Jake Shimabukuro
「2008年のアルバムで、クラシックに挑戦していたり、チェロと一緒にやっている曲が多いんです。正直、以前はジェイクにあまり興味はなかったんですけど、実際にライヴを観たら変わりました。ウクレレの音もすごくいいし、プレイもやっぱり違うなぁ、と。1音弾くだけで世界が変わるようなものを持っている人ですね。いろんな音楽に挑戦し続けていることもヒーローたる所以ですね」 |