music & clulture カマカと巡るアロハのある場所
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PoePoe (東京・祐天寺) Vol.3


今日はポエポエが運営するウクレレ教室に、フクちゃんことカマカ・ウクレレ・クラブ・ジャパンのスポークスマンと体験レッスンにやってきました。
経験を問わず誰でも参加OKなレギュラークラスへの参加です。
さてどんなレッスンをしているのでしょう?



いざ、ウクレレ教室へ! ~ポエポエ・ウクレレ教室潜入レポート~

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教えてくれるのは河合賢司先生。お手柔らかにお願いしま~す!
ちなみに先生のウクレレもカマカ。
 体験するのは河合賢司先生のレギュラークラスで、この日の参加者は7名。ウクレレ歴2年の人から9年の人まで、比較的経験年数の長い人たちが多いクラスです。
 ウクレレ教室のクラス分けはビギニングクラス(参加1~3回までの人専用)、ベーシッククラス(基礎中心)、レギュラークラス(経験を問わず誰でも参加可能)、お久しぶりクラス(久しぶりに参加する人)の4つ。月2回のレッスンでは、ハワイアンはもちろんのことポップス、ジャズ、クラシックまで、さまざまなジャンルの曲を演奏します。奏法も基本のコード+メロディのほか、弾き語りやアンサンブルなど多岐に渡り、さまざまな奏法を身につけながらウクレレの可能性を探っていきます。
 この日の課題曲はクリスマス直前ということで、「ママがサンタにキッスした」。まずは先生がお手本に演奏してくれます。なんて優しい音色でしょう。思わず聴き惚れてしまいます。ウットリしているウクレレ初心者のフクちゃん、いきなりレギュラークラスなんて、大丈夫かな……。



 演奏の後は、先生が弦の押さえ方を一通り解説してくれます。どの弦をどの指で押さえるといいのか、どの部分を強く弾いてどこを軽く弾くのかなど、表情豊かにに弾くコツを伝授。
 それぞれが自分のウクレレを持参して練習しますが、みんながソプラノウクレレで練習するなか、なぜか一人だけテナーウクレレで臨んだ、鳴りの大きなフクちゃん。キーはみんなのローGに対し、一人だけ1オクターブ高いハイGで、意味もなく目立っています。
 ここでフクちゃん、姿勢の悪さを指摘されます。猫背で、フィンガーボードをのぞき込むような姿勢はいけません。背筋を伸ばし胸を張ります。すると今度は身体全体に力が入り過ぎていると注意されます。ウクレレの基本は弦を軽く押さえること。初心者は弦を強く押さえ過ぎる人が多いとのことなので、要注意です。力を抜いてリラックスし、良い姿勢で弾きましょう。

cairo 先生に何度も注意され、タジタジなフクちゃん。でもちょっと褒められると、すぐにその気になってしまいます。



cairo ウクレレの持ち方

サウンドホールが胸の中心から若干右寄りにくるくらいの位置にボディを構え、右腕と右胸でボディを軽く挟むようにウクレレを支えます。左の肩、ひじ、手首の3点が正三角形を描くようにフィンガーボードを押さえ、左手の親指をネックの裏側の中心に当てるように持ちます。指を丸め、掌とネックの間に隙間を作りましょう。左指はなるべくフィンガーボードに垂直に弦を押さえます。


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左ひじを引き過ぎたり、左手首が曲がり過ぎている姿勢はNG。
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左手でネックをグッと握りしめるのはNG。

 運指を一通り解説してもらったら、それぞれが個人練習に入ります。わからない部分や上手くできない部分を先生に質問して、一つひとつクリアしていきます。練習しているうちに、どんどん集中していくフクちゃん。ウクレレという楽器を理解していくことの快感に導かれるように、時間を忘れて夢中で弾き続けていました。
 スタートから1時間ほどで、和気あいあいのおやつタイムに突入。コーヒーとお菓子を食べておしゃべりしながら、リラックスして練習します。まるで放課後の教室のようなほのぼのした雰囲気がたまらなく心地よく、取材であることをすっかり忘れて「ずっとここに居たい!」と言い出すフクちゃん。恐るべし、ポエポエ教室。ウクレレを習うことだけでなく、人と人の楽しい触れあいの空間を提供してくれていると、あらためて実感しました。
 ここでキュートな女性二人がバッハの「Invention No.1」のアンサンブルを披露してくれました。

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演奏してくれたのはウクレレ歴8年の花岡さん(右)と6年の小栗さん(左)。息の合った二人の演奏に感激! 

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休憩中みんなが談笑しているなか、初心者フクちゃんは黙々と練習。ついて行くのに必死で、正直取材どころではありません。

 レッスンの進行具合は2回のレッスンで1曲を終える程度。数曲を平行して練習することもあります。この日は続いて「春の海」をお正月に向けてレッスン。サウンドホールよりもブリッジ寄りの音が硬い部分でイントロを弾くと、琴に近い音になるとのこと。プリング・オフなどのテクニックを使って、より雰囲気の出る弾き方を教えてもらいました。ちなみにこの曲は桐のウクレレで弾くのがベストだそうです。
 本来1時間半のレッスンですが、たいていはのほほんと2時間くらいやってしまうそう。
 レッスンの最後に全員でBEGINの「夢の小路」を演奏し、歌ってくれました。前回の発表会で演奏した曲だそうで、これがまたいいんです。聴いていてあったかい気持ちにさせてもらいました。みなさん、ありがとう!

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石坂夫妻は揃ってレッスンに参加する仲良し夫婦。共通の趣味がウクレレって、そのうえ一緒に習っているなんて、幸せそうで羨ましい~。

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3人のママである新崎さん(左)は出産の直前までレッスンに通い、出産後も2ヶ月でレッスンに復活! スバラシイ。上野さん(右)はもともと別の教室でウクレレを習っていましたが、河合先生のレッスンの楽しさにハマり2年になるそう。



体験レッスンを終えて
生まれて初めてレッスンを受けたので、実はかなり緊張していました。そんなボクを温かく包み込んでくれる先生と生徒のみなさんのおかげで、ものの数分で練習に夢中になってしまいました。クラス選択をビギナーではなくレギュラークラスを選んでしまったため、ついていくのがやっとなのに、一人だけデカ音のハイGで目立ち、弾けば弾くほどにうつむいてしまいましたが、習うことがこんなに大切だということと、上達していくことのワクワク感を共有できることの面白さを学びました。きっとボクはポエポエのウクレレ教室に通います! 今度はお菓子持参で。先生、みなさん、ありがとうございました。」 (フクちゃん)


すごく居心地の良いアットホームな雰囲気の教室でした。みんなフレンドリーだし、「こうでなきゃ」というプレッシャー
がなさそうなので、マイペースに上達していけそうです。
それに河合先生のレッスンはいろんなジャンルの曲を教えてくれるので、ウクレレのさまざまな魅力を発見できそう。
ただ初心者はやっぱりビギニングクラスからスタートするのがいいと思いました!


PoePoe祐天寺 レッスンリスト

*ウクレレ教室
講師:河合賢司/笹沢一宏
1レッスン90分3,200円(6レッスン18,000円) 
※ IWAO、岡田クラスもあり

*スラック・キー・ギター教室
講師:山内雄喜
1レッスン90分 6レッスン18,000円
火曜・土曜

*くちぶえ教室
講師:分山貴美子
1レッスン90分3,200円(6レッスン18,000円)
金曜・土曜

*ハワイアンヨガ教室
講師:Rika
1レッスン40分~120分 1,500円~5,000円 
水曜・土曜

*フラ教室
講師:村田洋子
1レッスン60分3,000円(6レッスン15,000円) 
火曜・日曜

*ハワイ語教室
講師:タマラ・ピイラニ・エルドリッジ
1レッスン90分 6レッスン21,000円 
水曜・日曜

*ハワイアンキルト教室
講師:田中美紀子
1レッスン120分 6レッスン21,000円(材料費別途必要) 
金曜・土曜

*リボンレイ教室
講師:別部弘美
1レッスン120分3,000円(材料費別途必要) 
日曜

※レッスンの詳細はポエポエ・ウェブサイト(http://www.nofofon.com/poepoe/)を参照。


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