ウクレレプレーヤーたちに聞きました
満天の星空の下、ウクレレで弾きたい曲は?
星空の下で弾くのにぴったりな曲をミュージシャンたちに選んでもらい、その理由を教えてもらいました。どれも素敵な曲ばかりなので、ぜひチェックして、あなたも満天の星空の下で弾いてみてください。
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★関口和之 Kazuyuki Sekiguchi |
♪「Stardust」
オータサンの十八番のこの曲を星空の下で弾くのが夢でした。
♪「スターダスト音頭」
ワイキキのカイマナビーチホテルから星空を眺めながら作った曲だから。
♪「Someone Who Watch Over Me」
いろんな人のことを思い浮かべながら弾きたい曲です。 |
Profile
「サザンオールスターズ」のベーシストとして、1978年「勝手にシンドバッド」でデビュー。バンド活動の傍ら、ウクレレをこよなく愛する“ウクレリアン” の顔も持ち、ハワイと日本の掛け橋となるべき存在として「日本ハワイ化計画」をのほほんと真剣に宣言。ハワイ・オアフ島でイベント「ウクレレピクニック・イン・ハワイ」を主催している。 |
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★勝誠二 Seiji Katsu |
♪「星に願いを」
コード感が好きなんです。琴線に触れるテンションの響き、なんともロマンチックです。星空の下、おいしい焼酎をロックで飲みながら。 ♪「きらきら星」
これは僕のセカンド・アルバム『GET HAPPY!!』のバージョンで弾きたいですね。ハイGの4弦をメロディに使ったトレモロ、極上な気分でしょう。白ワインとともに。 ♪「I will」
大好きなビートルズです。僕のニューアルバム『Groovy Revolution』にも入っていますが、歌ってもつま弾いてもOKなところがいいですね。これは赤ワインとともに。 |
Profile
1983年「子供ばんど」にベーシストとして加入。その後4年間活動を続けたあと脱退し、ソロ活動のほかプロデュース業も手がけるようになる。ウクレレプレイヤーとしては2003年『ウクレレ・ビートルズ』への参加を皮切りに活動しはじめ、作曲家、講師としても活躍。幅広い層から支持され、2009年からはソロ活動も開始。 |
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★小倉博和 Hirokazu Ogura |
♪「上を向いて歩こう」
星空の下、川っぺりに腰掛けてみんなでこの曲を弾きたいし聴きたい。一人ぽっちじゃない夜に、一人ぽっちの歌を。きっとこの歌は明日への希望の歌だと思います。 ♪「What A Wonderful World」
1967年に69歳で亡くなる4年前にルイ・アームストロングが発表したこのナンバー。作者はボブ・シール。ベトナム戦争を嘆き平和な世界を夢見てこの曲を書いたそうな。ウクレレのふるさとハワイは太平洋の真ん中。平和を願う場所にもってこいですよね。みんなで弾こうよ、ウクレレ! |
Profile
ギタリスト/音楽プロデューサー。類稀なるギター・テクニックでさまざまなアーティストからの信頼が厚く、サザンオールスターズ、桑田佳祐、泉谷しげる、槇原敬之、福山雅治、渡辺美里などのレコーディングおよびライヴで活躍。1991年佐橋佳幸とギターユニット「山弦」を結成。最近ウクレレにハマっている。 |
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★福島康之 Yasuyuki Fukushima |
♪「見上げてごらん夜の星を」
気持ちが小さくなった時にふと口ずさむ曲。僕はインドア派なので実際に星空の下で歌うことはないかもしれないけれど、この歌を唄えば満天の星空の下ですよね。もちろん星空ハイキングにてみんなと歌うならアンコールで。 ♪「Swinging on a Star」
面白い歌で、「怠けているとラバや豚や魚になっちゃうぞ」と子供に歌いかける曲。タイトルのわりにロマンティックでなく、かなりブラックなユーモアがあるのが小学3年生くらいに非常にいい。僕にピッタリ。 |
Profile
1990年ジャグバンドとして「バンバンバザール」を結成。ストリートの演奏がきっかけで1stアルバム『リサイクル』でデビュー。 ジャズ、ジャイヴ、ジャンプ・ブルース、フォーク、カントリー、ラテン、ハワイアンなどオールドタイミーでルーツの香りのするグッドミュージックを独自の感性でブレンドした作品を発表し続けている。 |
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★富永寛之 Hiroyuki Tominaga |
♪「星屑の街」
三橋美智也さんの曲。日本の星空には一番似合うのではないでしょうか。 ♪「The Moon of Manakoora(マナクーラの月)」
ジャネット・サイデルさんのようなカワイイおばちゃんに歌ってもらえるシチュエーション限定。オッサン(自分も含む)の歌唱ではこの曲を聴く気にもなりません。 |
Profile
「バンバンバザール」への参加を経て、さまざまなアーティストとレコーディングやライヴ活動を行う。ピックを使う独特のスタイルで奏でる哀愁に満ちたウクレレの音色は欧米からも賞賛の声が多い。2009年に「ブルームーンカルテット」を結成し、映画音楽や歌謡曲をスウィンギーに奏でる軽音楽を展開。全国でウクレレワークショップも開催している。 |
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★松井朝敬 Tomotaka Matsui |
♪「Dream A Little Dream of Me」
「Stars shining bright above you~」で始まるロマンチックな曲想がピッタリだと思います。 ♪「It Happened in Moterey」
歌詞の中に「stars and steel guitars~」と星とスティール・ギターが登場します。エキゾチックな曲です。 ♪「きらきら星」
誰もがすぐに覚えられるメロディ。すっと入ってきて、ずっと残るメロディって素敵ですよね。この曲は「What A Wonderful World」の元になったとも言われています。 |
Profile
1900~1940年代のスウィング、ジャズ、ハワイアン、ラグタイムなどを手掛ける日本でも珍しい演奏家。ハワイアンスティールギター、ギター、ウクレレ、マンドリンなどさまざまな弦楽器を演奏する。バンド「スウィート・ホリワイアンズ」を率いて海外にも活動の場を求め、戦前の奏法を今に伝える演奏家と共演し、高い評価を得ている。 |
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★つじあやの Ayano Tsuji |
♪「見上げてごらん夜の星を」
星空の下ということで真っ先に出てきたのがこの曲。ウクレレをぽろり~んと弾きながら見上げると空には星空がいっぱい! なんてステキです。 ♪「Moon River」
ムーン・リバーはウクレレで弾くと切なさが増しますよ。大好きな曲です。 |
Profile
1999年スピードスターレコーズよりデビュー。スタジオジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌「風になる」のヒットなどで知られ、他にも数多くの主題歌・CM曲などを幅広く手がける。ウクレレをフィーチャーした独自の音楽性とやわらかな歌声で安らぎを与え続けている。 |
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