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ジェイク・シマブクロ ソロデビュー10周年記念特集
やってきました四国、高知。
「高知はちょっと田舎で、僕は大好きです。ちょっとハワイっぽいネ」とジェイクは言っていましたが、はてさてどんな土地なのか? ライヴを観る前に桂浜や高知城など土佐ぶらり旅をしてきましたので、その模様は
Aloha Style
ページをご覧ください。
浜辺に立つ松が美しい桂浜と、それを見渡す坂本龍馬像。
こちら美術館の入り口。
ライヴ会場となった高知県立美術館ホールは美術館に併設されており、綺麗な建物の中には大きな絵画がいくつも飾られています。8月22日の大阪でのライヴに引き続き、今回もジェイク、ノール・オキモト(ds)、ディーン・タバ(b)によるトリオのステージ。二人はジェイクが最も信頼しているプレイヤーで、地元ハワイでは何度も共演しているそうです。ジェイクは二人のことを「僕の音楽の先生です」と紹介してくれました。
写真左がノール(ds)、右がディーン(b)。
ステージに登場したジェイクは二人と一緒だからか、とてもリラックスしているように見えます。オープニング曲「143 (Kelly's Song)」からプレイのキレは抜群。
「高知といえば、リョウマさんとカツオ。カツオ大好き!」だそうです。
前半はトリオの演奏が続きますが、ノールもディーンもとにかくリズム感と迫力がすごい。三人のセッションは驚くほど息がピッタリで、音と心がひとつになっています。躍動感あふれるステージに観客もどんどん熱くなっていきます。
中盤はジェイクのソロ・ウクレレ。「Bohemian Rhapsody」はライヴの回数を重ねるごとにダイナミクスが冴えわたってきます。また「Annon」のやさしいメロディーを聴いていると、この日巡ってきたのどかで平和な高知の風景にリンクします。曲によってまったく違う感情をもたらしてくれるのがジェイクの音楽なんですね。
そして再びトリオの演奏。しっかりとリズムを支える二人の前で、のびのびとウクレレを弾くジェイク。「While My Guitar Gently Weeps」の後半はフュージョンのアレンジで、「Me & Shirley T.」はファンキーに、彼らのプレイはどんどん速くなっていきます。ソロのライヴとはまた違った、セッションの面白さを実感したライヴでした。
ボランティア物販スタッフの田中さん(左)、尾林さん(中)、北村さん(右)。3人ともウクレレ・プレイヤーです。
波乗り写真家のニュージーランド人、スコットさんはウクレレ大好き3人組と初ジェイク・ライヴ。
高知には海外から移住したサーファーが多いようです。女性二人はハワイから、男性はカリフォルニアから。
「ジェイクのプレイはすごいんだよ!!」というウクレレ歴2年の男の子とそのお母さん。
高知市内でウクレレを習っているという男性とそのお友達。
「今日のライヴ、とっても盛り上がったね! ホールの音響は会場によって全然違うんだけど、ここはすごくいい音だったよ。バンドのライヴだとお互いに助け合ってプレイできるから気持ちがラクです。ソロだとちょっとキンチョーしちゃうからね」
ボランティアスタッフのみなさんと。
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