ウクレレピクニック・オプショナル・ツアー
カマカ・ファクトリー・ツアー
2011年2月10日(木)/14日(月)
at Kamaka Factory
ウクレレメーカーのファクトリーを訪れ、その製作過程を見学するオプショナルツアーが毎年開催されている。さまざまなメーカーのウクレレをよく知ることができると好評だが、2011年はカマカファクトリーに決定。参加者一同、送迎バスで向かった。
まずはファクトリーに併設されているショップでフレッド・カマカSr.がウクレレやカマカの歴史、コア材などについて説明。その後クリス・カマカのガイドによりファクトリーで職人たちのウクレレ作りを見学。カマカのウクレレ作りの作業工程は大まかに分けると、1.木材加工、2.パーツ製造、3.ベンディング、4.ネックブロックとラインニング、5.トップとバックの接着、6.ネック加工とネック接合、7.フレット打ち込み、8.塗装、9.ブリッジ接着やペグ取り付けなどの最終セットアップ。参加者たちは「時間と手間をかけて、美しい音色のウクレレができあがるんですね」と興味深そうに職人たちの仕事を眺めていた。最後に手でトップチューニング(ボディをノックしてトップの振動をチェックすること)を体験。
「振動とフィーリングで音の良し悪しがわかるのです。今は製作の工程に機械も導入していますが、最後は手作業でチェックしたいんです」というクリス。
ウクレレを楽しむ人たちのために、少しでも長く、少しでも良いウクレレを作っていきたいというカマカの哲学を垣間見ることができるツアーだった。
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今回のオプショナルツアーに限らず、カマカ社では毎週火曜日~金曜日に工場見学ができる。子供から大人まで、ロコから観光客までさまざまな人が訪れ、ウクレレ作りを学んでいる。
Kamaka Hawaii
550 South St.,Honolulu
TEL (808)531-3165
URL http://www.kamakahawaii.com/
営業時間 月~金8:00~16:00 |
ワークショップ
ウクレレ/レイメイキング
2011年2月11日(金)
at Ala Moana Hotel's Bnquet Room
オフィシャルツアー参加者を対象に、ウクレレとレイメイキングのワークショップがアラモアナホテルで開催された。ウクレレを教えてくれるのはハーブ・オータJr.。ジュニアさん曰く、ウクレレをストラミングするうえで最も大切なのは“リズムを身体で感じること”。さまざまなストラミングパターンとアルペジオの練習を通して、ウクレレの基本を教えてくれた。
レイメイキングを教えてくれたのは昨年に引き続き、ロイヤルハワイアンセンターでレイを作っているアンティ・ベラ。オーキッド、チューブローズ、イリマを使って挑戦。日本人にとって生花でレイを作る機会はなかなかないので、みんな嬉しそう。自作のレイを首にかけ、いい香りにご満悦だった。
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ストラミングの練習では「テンポを保ちながら上手く手首を使って」というジュニア先生。みんな真剣です。 |
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レイメイキングのワークショップ会場は芳しい香りに包まれました。 |
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